劣化診断項目

rekkatop

No 点検対象 検査項目 検査方法 検査内容
1 FRPタンク 外観検査

漏洩検査
硬度検査
探傷検査
強度試験

板厚検査

目視、指触

リトマス紙試験
バーコル硬度試験 破壊試験
蛍光浸透探傷試験
曲げ強度測定 破壊試験
引張強度測定 破壊試験
板厚測定

外面におけるトップコートの劣化、クラック等の欠陥の有無を確認します。
内面における退職層の劣化、膨れ、クラックなどの欠陥の有無を確認します。
試験紙を用いてノズル廻りの薬液漏洩を確認します。
バーコル硬度計にてFRP硬度を測定します。
浸透液を用いてクラック等の損傷の有無を確認します。
マンホール等をサンプルとし試験片を製作し強度測定を行います。
マンホール等は同等品を製作し更新致します。
超音波厚さ測定器にて板厚の測定を行います。
2 FRP
ライニングタンク
外観検査
漏洩検査
硬度検査
探傷検査
ピンホール検査
膜厚検査
目視、指触
リトマス紙試験
バーコル硬度試験 破壊試験
蛍光浸透探傷試験
ピンホールテスト
膜厚測定
内面における耐蝕層の劣化、フクレ、クラック等の欠陥の有無を確認します。
試験紙を用いてノズル廻りの薬液漏洩を確認します。
バーコル硬度計にてFRP硬度を測定します。
浸透液を用いてクラック等の損傷の有無を確認します。
ピンホールテスターにてピンホールの有無を確認します。
膜厚を測定し規定膜厚との比較を行います。
3 ゴムライニングタンク
又はゴムライニング
外観検査
漏洩検査
硬度検査
ピンホール検査
膜厚検査
目視、指触
リトマス紙試験
デェロメーター 破壊試験
ピンホールテスト
膜厚測定
内面の剥離、損傷、フクレ等の欠陥の有無を確認します。
試験紙を用いてノズル廻りの薬液漏洩を確認します。
ゴム硬度計D型にて硬度を測定します。
ピンホールテスターにてピンホールの有無を確認します。
膜厚を測定し規定膜厚との比較を行います。
4 ポリエチレンタンク 外観検査
漏洩検査
強度試験
目視、指触
リトマス紙試験
IR劣化診断
外面の劣化の有無を確認します。
試験紙を用いてノズル廻りの薬液漏洩を確認します。
表層からサンプルを採取し紫外線劣化の進行度を判断します。
注記)人荷重による損傷の恐れがあるため内面点検は実施しておりません。
5 PP、PFA
ライニングタンク
外観検査
漏洩検査
探傷検査
ピンホール検査
膜厚検査
目視、指触
リトマス紙試験
蛍光浸透探傷試験
ピンホールテスト
膜厚測定
内面の剥離、損傷、フクレ等の欠陥の有無を確認します。
試験紙を用いてノズル廻りの薬液漏洩を確認します。
浸透液を用いてクラック等の損傷の有無を確認します。
ピンホールテスターにてピンホールの有無を確認します。
膜厚を測定し規定膜厚との比較を行います。
6 鋼製タンク
ライニング無し
外観検査
漏洩検査
探傷検査
板厚検査
目視、指触
リトマス紙試験
PT検査
板厚測定
内外面の腐食や欠陥の有無を確認します。
内外面の腐食や欠陥の有無を確認します。
PT検査を行い損傷の有無を確認します。
超音波厚さ測定器にて板厚の測定を行います。
7 コンクリート構造物 目視
表面pH
中性化試験
鉄筋状況

引張強度
圧縮強度

目視、打音、指触
リトマス紙試験
フェノールフタレイン法 破壊試験
はつり出し検査 破壊試験
鉄筋探査
接着力試験 破壊試験
シュミットハンマー
コアピース採取 破壊試験
剥落、膨張、ひび割れ、骨材露出等の表面異常の有無を確認します。
表面のpH値を判定します。
コンクリートに切り込みを入れ中性化深さを測定します。
鉄筋をはつり出し腐食度、かぶり厚さを測定します。
配筋状況、かぶり厚さを測定します。
コンクリート表層の引張強度を測定します。
コンクリート表面強度から圧縮強度を推定します。
コアピースを採取し圧縮強度を測定します。
8 コンクリート構造物の
ライニング
外観検査
硬度検査
ピンホール検査
膜厚検査
接着力試験
目視、打音、指触
バーコル試験 破壊試験
ピンホールテスト
膜厚測定
接着力試験 破壊試験
耐蝕層の劣化、フクレ、クラック等の欠陥の有無を確認します。
バーコル硬度計にてFRP硬度を測定します。
ピンホールテスターにてピンホールの有無を確認します。
膜厚を測定し規定膜厚との比較を行います。
試験器を用いてライニング層の接着力を測定します。
9 塗装 外観検査
接着力試験

ピンホール検査
膜厚検査

目視、指触
接着力試験 破壊試験
碁盤目試験 破壊試験

ピンホールテスト
膜厚測定

表面の劣化の有無を確認します。
試験器を用いて塗膜の接着力を測定します。
5mm間隔で碁盤目に切り込みを入れ、セロハンテープを貼り
剥がすことで接着力を判断します。
ピンホールテスターにてピンホールの有無を確認します。
膜厚を測定し規定膜厚との比較を行います。
10 その他検査対象 ご要望に応じた検査項目を選択し劣化診断を致します。
PVC劣化診断としてシャルピー試験(破壊試験)も対応しております。
①ダクト類
②煙突類
③架構類
11 検査に必要な
工事施工を
対応致します。
①タンク、槽類の液抜き、洗浄
②足場仮設、解体
③産業廃棄物(廃液、スラッジ)処理
12 補修工事 劣化診断の結果、補修や更新が必要な場合の工事施工を対応致します。
①FRP補修
②PVC補修
③PFA補修
④FRP、PEタンク更新
⑤配管、ダクト補修、更新
⑥各種防食
Print Friendly